支払者が死亡した場…News

支払者が死亡した場合どうすべきか?

こんにちは、いつもトチスマ・ショップ佐世保店を御利用頂きありがとうございます。

いつも相続後の売却相談などが多いのですが、今回は支払いに関するお悩みで実際にあったケースを基にご紹介します。

 

団体信用生命保険、通称、団信(だんしん)です。

住宅ローンのご経験がある方ならば、聞き覚えがあるでしょう。

 

ご家族が亡くなられた際、精神的なお辛さに加えて今後の生活費や住居費などの経済的な不安が重なることは、非常に苦しく大変な状況とお察しいたします。

住宅ローンの返済について、大きな支えとなるのが「団体信用生命保険(団信:だんしん)」です。団信の仕組みやメリット、そして亡くなられたご家族が加入していたかどうかの確認方法について、分かりやすく図を交えて解説します。


1. 団体信用生命保険(団信)とは?

団体信用生命保険(団信)とは、住宅ローンの契約者が死亡または所定の高度障害状態になった際、保険会社がローンの残高を契約者に代わって銀行に支払う保険です。

団信の基本的な仕組み

【通常の返済時】
契約者 (家族) ───(毎月の返済)───> 金融機関 (銀行など)

【万が一(死亡・高度障害)の発生時】
保険会社 ───(ローンの残高を全額一括支払い)───> 金融機関
                                              │
                                       (ローンの相殺・完済)
                                              ▼
契約者 (家族) <───(以後の返済が「0円」に)─── 遺族(あなた)

団信の大きなメリット

  • 残りのローンが「0円」になる: 遺族が残りのローンを引き継いで支払う必要はありません。

  • 家に住み続けられる: 住宅ローンの負担がなくなるため、住む場所を失うリスクを回避でき、生活費の負担を大幅に軽減できます。


2. 団信に加入しているかどうかの確認方法

亡くなられたご家族が団信に加入していたかどうか、また手続きをどこに進めればよいかを確認する手順は以下の通りです。

【確認・手続きの流れ】

 1. 自宅で書類を探す
     ├─ 住宅ローンの契約書・金銭消費貸借契約書
     └─ 団信の「申込書兼告知書」の控え、「ご契約のしおり」
     ▼
 2. 銀行の通帳・取引明細を確認する
     └─ 毎月「住宅ローン」名義の引き落としがあるか
     ▼
 3. ローンを組んでいた金融機関へ連絡する
     └─ 名義人が死亡した旨を伝え、団信の加入状況を確認する
     ▼
 4. 保険金請求の手続き(必要書類の提出)
     └─ 診断書、戸籍謄本、住民票などを提出
     ▼
 5. ローン完済・抵当権抹消手続き

具体的なチェックポイント

① 自宅にある住宅ローン関連の書類を探す

まずは、家の中にある重要書類のファイルを確認してください。

  • 金銭消費貸借契約書(住宅ローンの契約書)

  • 団体信用生命保険申込書兼告知書の控え

  • 保険証券や「ご契約のしおり・約款」

【注意点】

銀行の住宅ローン(民間金融機関)の場合、多くは**団信への加入が必須(金利に含まれている)となっているため、ローンが残っていれば加入している可能性が非常に高いです。 一方、「フラット35」**などを利用していた場合、団信への加入が「任意」となっている時期・プランがあったため、非加入の可能性もゼロではありません。書類で「新機構団信」などの記載があるか確認しましょう。

② 預金通帳の履歴を確認する

ご家族が使っていた口座の通帳やネットバンキングの明細を確認し、「ジユウタクローン」「○○ギンコウ(口)」といった名義で毎月引き落としがないかチェックします。

③ 金融機関(銀行など)に直接問い合わせる

書類が見つからない場合や、加入しているか確証が持てない場合は、ローンの返済が引き落とされている金融機関の窓口やカスタマーセンターに直接連絡するのが最も確実です。

  • 伝えること: 「ローンの契約者である家族が亡くなったため、住宅ローンの残高と団体信用生命保険(団信)の加入状況を確認したい」

  • 必要なもの: 問い合わせをする方の本人確認書類や、亡くなった方との関係がわかる書類(戸籍謄本など)を求められることがあります。


3. 団信の手続きを行う際の注意点

  1. 金融機関に連絡すると口座が一時凍結されます

    死亡の連絡を入れると、不適切な引き落としを防ぐために契約者の口座が一時的に凍結されます。公共料金や他の引き落とし口座になっている場合はご注意ください。

  2. 特約(がん保障や三大疾病保障)の有無も確認する

    亡くなった原因が病気だった場合、死亡する前の「診断確定」の時点で実はローンが免除されていた、というケースもあります。どのような保障内容(特約)になっていたかも合わせて銀行に確認しましょう。

  3. 自動的には完済されません

    団信は、遺族が「保険金の請求手続き(医師の診断書や戸籍謄本の提出)」を行って初めて適用されます。放置していると引き落としが続いてしまうため、早めの連絡が必要です。


住宅ローンの負担がなくなるだけでも、今後の生活設計はかなり立てやすくなります。まずは落ち着いて、「どこの銀行からローンの引き落としがされていたか」を特定し、その金融機関へ相談の一歩を踏み出してみてください。トチスマショップ佐世保店ではこのようなお悩みでも代理で対応できるようなお手伝いも行っております。

皆様の生活を応援する立場として心の支えになれればと思います。

一度ご相談くださいね。